【Bettersize】 BeScan Lab 液中分散安定性 評価装置

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【Bettersize】 BeScan Lab 液中分散安定性 評価装置

【Bettersize のBeScan Lab】

Bettersize のBeScan Labは、静的多重光散乱技術(SMLS)に基づいた安定性分析装置で、液中分散体の安定性を評価できます。光源と検出器を備えており、試料の透過光および散乱光を連続的に測定し、人の目では見えにくい沈降やクリーミング、合一や凝集などの液中分散体の状態や安定性を評価することが可能です。


【静的多重光散乱技術について】

静的多重光散乱(SMLS)は、濃縮された液体分散の特性を直接的に評価するための光学技術です。サンプルに光を照射し、粒子や液滴によって何度も散乱された後に検出されます。BeScan Labは、光源に850nmのLEDを使用しています。検出器は、透過光をキャッチするために0°、後方散乱光をキャッチするために135°に設定されています。この設定では、サンプルを垂直にスキャンし、透明の場合は透過光を分析し、不透明の場合は後方散乱光を分析します。信号は20μmごとに収集され、これにより、浮遊物質のサイズ(d)や濃度(Φ)の変化を正確に観察することができます。


【BeScan Labの特徴】

  • 1. 色*や粘度に制限がなく、低濃度から高濃度(最大95% v/v)まで幅広いサンプルに対応可能
  • 2. 非破壊的な安定性分析(非接触、非希釈、非せん断)
  • 3. 0.01 μm から 1,000 μm までの粒子を検出可能
  • 4. 高性能LEDと超高感度検出器を使用し、20μmのスキャンステップで、肉眼の200倍の速さで微細な変化をリアルタイムでモニタリング
  • 5. 最大80°Cの温度(業界最高)制御により、安定性の破壊を加速
  • 6. エマルジョン、懸濁液、フォーム、その他の分散系に適しており、堅牢かつ高解像度の測定が可能
  • 7. クリーミング、沈殿、フロック形成、凝集、相分離など、さまざまな現象を解析

【提供可能のBeScan Labを用いたアプリケーションノート】

  • 1. 洗浄剤の洗浄効率の評価
  • 2. ビールフォームの調査
  • 3. イブプロフェンの安定性の調査
  • 4. PNIPAm(プニパム)ハイドロゲルの温度依存的な立体構造転移の調査

【上記のアプリケーションノート、お見積もり、デモ依頼、原理説明、などのご希望】


*静的多重光散乱技術は、サンプルの色に依存せず、粒子のサイズや分布を分析します。透明、濁った、または色付きのサンプルにも対応可能です。しかし、非常に黒いサンプル(強い吸光性を持つもの)は、光が吸収されるため、散乱信号が弱くなり、測定精度に影響を与える可能性があります。


【動画】




仕様

品番 OSK97CF200
光源検出器角度 0° 透過、 135° 後方散乱
光源 850 nm のLED
スキャンステップ(信号収集) 20μmごとに
スキャン高さ 0 60 mm
試料数 1
最大体積分率(試料に依存) 95%
粒子径の測定範囲 0.01~1,000 μm
温度制御範囲 室温~ 80 ℃ (± 0.5 ℃ )
試料量 4~25 mL
測定モード 一般 / 固定点 / 温度変化
寸法 460 (長さ) x 260 (幅) x 280 (高さ) mm
重量 13.5 kg
電源 AC100   240 V, 50 – 60 Hz, 3.8 A
ISO コンプライアンス ISO / TR 18811:2018, ISO / TR 13097:2013
ISO / TR 21357:2022, ISO / TS 22107:2021

製品の向上のため、仕様や外観は予告なく変更となる場合がございます。

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